2016/5/1 Sun 天候:晴れ
第5回 JBCFきらら浜クリテリウム
会場: 山口きらら博記念公園・北川駐車場特設コース(2.3km)
クラスタ : E1
距離 : 32.20km
リザルト : 24位 / 出走48名
地震の影響で予定されていたレースがいくつか中止になり、1ヶ月ぶりのレースとして実業団きらら浜クリテリウムに出場してきました!
地震発生後は実家の手伝いや片付け、余震等があり流石に充分な練習を積むことは出来ませんでした。
しかし地震には負けていられないという思いも強く、高いモチベーションを保ってレースに臨むことが出来ました。
きらら浜のコースを走るのは今回が3回目!
去年の秋に実業団レースで初めて走り、今年の冬は耐久レースで走りました。
去年は最終周に飛び出したものの先頭メンバー内で躊躇したためチャンスを不意にしてしまう…。
そして今年の冬は準備不足のため中切れと一緒に先頭から千切れる始末…。
4月の舞洲クリテリウムで調子が上がっていることは確認出来ていたため、レース自体は何とか出来るだろうと考えていました。
問題はタイミング良く飛び出せるか…。
コラッジョ川西らしく、積極的にレースを動かしていきます!
13:00
定刻から10分遅れ、レーススタート!
強風が特徴のきらら浜クリテリウムですが、珍しく午前中は弱め。
しかし日が高くなるにつれて風は強くなり、いつも通り風の中のレースとなりました。
風向きはホームストレート側からバックストレート側に吹く横風
コースの造り状大半が横風区間となります。
レースはマスドスタートのクリテリウムですが、全14周回の内残りが3の倍数回(残り12周、9周、6周…)にポイント賞がかかるため、動きが起こる可能性が高くなります。
スタート直後は先頭付近にいたものの、バックストレートに入るころには後方へ
いつも思うのですが、アップしてから再始動するのに時間がかかる(>_<)
横風区間の多いきらら浜では横風に備えて斜めに連なる集団を見ることが出来ます。
前方は斜めに隊列を組んでも集団後方では1列になってしまい、横風を受ける上にコーナー立ち上がりでダメージを蓄積
僕は立ち上がりに関してはダッシュするものと割り切っており、ここ最近は立ち上がりを苦に感じません。
出来るだけ横風を受けない位置を取り、周回を重ねていきます。
E1クラスタと言っても後方では簡単に中切れが起きるため、気を抜けません!
残り12周のポイント周回でペースが上がったものの、集団は一つのまま。
身体も再び温まってきたため、少しずつ前に上がります。
とりあえず集団内にいる限りは横風を受けない位置へ
皆がコース片側へと寄ってくるため、気を抜けません。
たまにコースをつくるパイロンが倒れてたりしてヒヤッとします~_~;
残り10周回、第1コーナーを曲がった直線で集団のペースが落ちたため一気に前へ上がります!
このタイミングで動いた選手が数名おり、僅かに集団との差が開きます!
先頭グループを形成したのは僕を含めて3名
1人は横風区間にて先頭を引いた後千切れてしまい、直ぐさま2人に!
集団との差は5秒ほどだったでしょうか?2人のままポイント周回の残り9周に突入!
せっかくのポイント周回なので、ポイント賞も狙っていきます。
この周のポイント賞を取る!と言う意思表示で長めに引き続けたのですが、やっぱりか!と後方からスプリント(泣
そりゃないでしょ〜と思いつつあくまで最終的な狙いはゴール。協調体制は崩さないし、無駄脚は使いません!
しかしポイント賞を奪った代償として長めに牽いてもらいますともψ(`∇´)ψ
そして先頭を牽かせようと思った矢先、第1コーナーを曲がったあとの直線で「すみません! !︎」の声とともに消えていく人影…
(;゜0゜)………
一人旅の開始です
一人になりましたがやることは変わりません。
せっかく開いた集団の差。逃げを続行です!
逃げる際大事なのはペース配分。残り周回で脚を使い切るであろうペースを保ちます。
一人逃げでも構いませんが、理想は後ろから数名がブリッジしてくれること。
かと言ってブリッジに合わせてペースを下げ過ぎると集団に吸収される可能性が高くなります。
冷静に冷静にと言い聞かせ、周回を重ねます。
タイム差は5〜15秒ほどだったでしょうか?
淡々と走ります。
残り6周回のポイント周回。集団からブリッジを掛けてきた2人が追いつき先頭は3名に。
単独走から追いつかれたのでかなり苦しかったですが、この逃げから落ちるわけにはいきません!
3名になったことで逃げ切りの可能性がより上がります。
この周回のポイント賞は先頭を長く牽いてくれるヴィクトワールしまなみの石堂さんにお譲り。
逃げ切りたい僕としては脚を少しでも休めてペースを落としたくないため、一緒に積極的に前を牽いてくれる石堂さんの存在は有難かったです( ̄人 ̄)
3人になったため横風区間ではエシェロンを組みます。
左から風が吹いているのに先頭が右に寄ってくるため、「左に寄れ!左に!」と声出し(語気が荒くなって申し訳ありませんでしたm(__)m)
横風を上手く走れないのは少人数で逃げているのに勿体無いのでf^_^;)
改めてレース中のコミュニケーションは大事だと思いました。
集団とは15秒〜8秒で推移していましたが、逃げ切りの可能性か最後のポイント周回に備えてか
集団から選手が飛び出してくる。
残り4周回に入った時点で先頭は5名になり、集団は直ぐ後ろ。
案の定この周回のバックストレートで集団に吸収されました。
せめて最後のポイント周回までは保たせたかったのですが…
集団中程で脚を回復させ、最後のチャンスに掛けます。
ゴールスプリントか距離を残しての飛び出しか考えましたが、序盤からの逃げが長くスプリントでの爆発力には期待出来ません。
お見合いや牽制の可能性に賭け、残り1周直前での飛び出しを狙います!
狙いはクランクを抜けてからの横風区間。最後の1周に全てを賭けます!
しかし、残り2周に入り第1コーナーを抜けた直線で再びチャンス到来!
集団が緩んだため、スピード差を利用して集団から飛び出します!
今回も同じように動いていた選手が多く、先頭から1人、1人、3人、4人といった小グループになっていました。
小グループの後ろに入るか迷いましたが、去年の秋はこれで失敗
小グループは全てパスし、先頭を目指します!
結果的に後ろは全員離れ、先頭から2番手の位置を単独で走ることになりました。
小グループをパスしたのは正解だと思っていますが、先頭の選手と一緒に動けていれば…
先頭に追い付けないまま2番手を単独で残り1周回へ!
ここで後方からフィールズ・オン・アース山口の杉山さんがやってくる!
杉山さんに付くことが出来れば逃げ切りの可能性があったかもしれません。
しかし、後ろに入ったものの付き切れずT^T
わざわざ声を掛けてもらいながら、申し訳ない。
僕自身はバックストレートで集団に吸収され、脚を使い切ったか最後は集団に付けません。
先頭から23秒遅れの24位でゴールしました。
今回のレース後、多くの方にお声を掛けて頂きました。
レース内容を評価して頂けて嬉しい限りですが、やはり結果を出したい…
今回積極的に動いたことに後悔はありません!何もしないで終わっていればそれこそ後悔してしまいます。
やはり足りないのは強さ、まだまだトレーニングを積む必要があります!
今回のレースでは舞洲の時よりもギアが踏めるようになっていました。
新たな課題を見付け、着実にステップアップしていきます!
長くなりましたが、ご声援頂きありがとうございました!
魅せるレースだけでなく勿論結果も求めていきますので、これからも応援の程宜しくお願い致します!!
Photo by Y. Takagi

田 典幸

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