特に下り。
去年までも下りは得意ではありませんでしたが、今年は特に右コーナーがチキンヤローでした。
そのおかげで今年は落車してないので悪いこたないんですけどね。
で、ちょっと原因を探ってみたわけです。
え?今更?とかいうな。
まだなんとかなってる左コーナーは、右足にしっかり重心を乗せられているからかブラインドでも割と切り込めます。
利き足が右足で細かい力加減ができるというのがひとつ。
右前ブレーキだからコーナー中にとっさにブレーキを握ってしまっても、右側に力が移動して自転車が起きていくだけなので転けはしないという安心感があるのがひとつ。
・・・これは右コーナーでも一緒か?
ちなみに後ろブレーキは、後輪をロックさせて転けた経験が何度かあるので滅多に使いません。
逆に苦手な右コーナーは、左脚が軸足なのに右より踏ん張れないのが第一の原因。
というより、重心移動がきちんとできていないといったほうがいいのかしら。
地面との一体感が少ない気がするんですよねー。
第二に視線の問題。
日本は左側通行で、自転車の場合道路のほぼ左端を通ることになります。
故にグレーチング等の障害物やヒトの飛び出し等、左の方に注意が行きがち。
右側は後ろから車が来るだけですし、細い路地で右側から飛び出されても余裕がありますしね。
すると日常から左に意識が向き、右への視線移動が苦手になることに。
人間というのは不思議なもので、意識していても視線の方向に動いてしまうんですよね。
体は正直だなぁぐへへ。
あとは左側を走っている故に道路に余裕がないせいでしょうか。
左コーナーだと多少膨らんでも余裕がありますが、右コーナーだとガードレールや溝がすぐ左側にありそこまでの余裕がありません。
これも恐怖心を増している原因の一つかなぁと。
こんなとこでしょうか。
普段の練習ではそこまでスピードは出さないのでなんてことはないですが、それでも左右同じように動かせることができたほうがいいので、もっとうまい体の使い方を身につけなければなりませんな。
こんな状態だとこれからのシクロクロスシーズンが思いやられるぜ・・・。

豊田勝徳

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