第2回 JBCF 大星山ヒルクライム レースレポート
2015/10/3 Sun 天候:晴れ
第2回 JBCF 大星山ヒルクライム
全長約8km(標高差428m、平均斜度5.1%)
クラスタ:E1
順位 15位/出走32名
Time 22:22
〜レポート〜
10月最初のレースは実業団 大星山ヒルクライム
当日2時に起床し、山口県熊毛郡平生町へ
スタートまで時間に余裕があったので車でコースを試走してみました。
前半は平坦基調ということで本格的な登り区間から試走したのですが、数回登っては下ってのアップダウンの繰り返し。
しかし残り3.5kmを切ると激坂が連続で現れます。
ほとんどがつづら折りの部分なのですが、その斜度は外側から内側で推定斜度12%〜22%!(あざみラインの経験に基づいて)
平均斜度5.1%の緩いヒルクライムレースではありませんでした…
インターバルトレーニングの連続です! !︎
今回用意していたギアはインナー39Tにロー26Tだったのですが、後半に激坂が待ち構えていることを考えるとギア不足…
幸運なことに知り合いからロー32Tのスプロケットを借りることが出来、なんとかペースを維持して走れるギア比にすることが出来ました。
改めてコースの事前情報、準備、対策の大切を実感します。
10:09
クラスタE1、レーススタート
今回の作戦として、順位を少しでも上げるため自分のベストの走りをすることを第一としました。
なぜなら実業団ヒルクライムの場合は序盤からペースが上がるため、無理について行くと千切れたあとに激ダレして結果的にタイムが落ちてしまうからです。
そのため残り3.5kmを切るまでは集団で走ることを目標とし、オーバーペースになるようなら直ぐに集団から離れて単独で走るように決めていました。
案の定レースは序盤から速いペースで進みます。
多少キツく感じるも無理をしているほどでもないため集団と一緒に走ります。
何回かアップダウンを繰り返し、先頭がペースを上げたのか残り3.5kmに入る前に集団が崩壊し始めました。
全力で踏めば先頭に追いついたかもしれませんが、それでは今までのヒルクライムレースと同じ結果の繰り返しになるため個人TTのつもりで登ります。
淡々と走り続け、残り3.5km地点で先頭グループから遅れた選手を捉えます。
先頭に付いて行ったためか、既にタレ始めています。
ここからはひたすら前を走る選手を抜くだけです!
もちろん僕も残り3.5kmを全力で走る必要があるので途轍もなく苦しいですが、前を走る選手達を抜いていくことがモチベーションを高めます。
激坂のつづら折りでペースを崩さないように外ー外ー外のラインを走行
苦しくても冷静に、自分に言い聞かせながら走ります。
39×32のおかげで激坂をシッティングでこなすことが出来ましたが、斜度が上がると流石に苦しくダンシングも織り交ぜていきます。
残り1.5kmで苦しさのあまり脚を止めたくなりましたが、前走者が見えており脚を緩めるわけにはいきません。
1人、また1人と抜いていき、ゴールまで残り200m
前に見えていた最後の選手を抜くも、残り100mを切ったところで抜き返されました!
残り50mを切る前に全力ダンシングで抜き返しにかかるも最後は届かず
その選手に2秒差で先着され22:22で、15位となりました。
今回のヒルクライムレースは今まで疑問に思っていた、単独でペースを刻んだ方が速いのではないかという疑問を検証するレースとなりました。
僕のようなタイプだと、今日のような走りが一番リザルトが良いようです。
ただし残り距離で全力を出し尽くす必要があるため苦しいことには変わりません。
ただ、集団についていけないということは優勝争いからの脱落を意味しているため改善していく必要があります。
ロードレースで勝負に残るためにも、今後の課題となりそうです。
レースが終わったあとは素晴らしい景色を眺め、下山しました。

田 典幸

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